《茗圃》謹製「月餅」販売開始のご案内

　広東料理と飲茶を提供する《茗圃』は、中国伝統の食文化・茶文化を掘り起こし、世に広めるというミッションをもって、2009年⒓月に名古屋市中区栄の白川公園前に開店。以来、毎年「春節」「端午節」「中秋節」の催しを挙行してまいりました。それは《茗圃》が単なる中華レストランではなく、むしろ、伝統文化の継承者でありたいという想い、願いをもつゆえのことです。

　一昨年より続く新型コロナ感染拡大という環境下のために、10年以上にわたり継続してまいりました《茗圃》恒例のイヴェントも開催を自粛しておりますが、「中秋節」の風習であります「月餅」の製造と販売だけは、本年もさせていただきたく、ご案内を申し上げます。

　本年は8月11日より9月11日迄の１ヶ月間、《茗圃》自家製の「月餅」を限定120個だけ販売いたします。《茗圃》の月餅は、真ん中にアヒルの卵が入りました、蓮の実の餡をもちいた、伝統的な「広式（広東省）」の「月餅」でございます。「月餅」は団結と友愛の象徴ですので、是非とも、ご家族の皆様とご一緒に、皆で分け合ってお召し上がりいただきたく存じます。その謂れに関しましては、同封のしおりをご参照願います。

　「月餅」は中秋のお菓子であり、本来は「中秋節」に食されるのが習わしですが、近年は、中華街や中華料理専門店では一年を通して販売されています。《茗圃》では、「中秋」という特別な意味のある催しにちなむお菓子として、この時期に限って、點心師が、ひとつひとつ、心を込めて手作りいたします。栄にお越しの節は、お土産として、或いは、中国茶とともに店内でもお召し上がりいただけますので、是非ともお試しくださいませ。

　《茗圃》謹製「月餅」は、一個1,500円（税込み）で、予約制となります。防腐剤などの添加物は一切加えておりませんので、出来るだけお早めにお召し上がりください。