《茗圃》の目指すもの

　《茗圃》は本格的な「飲茶」と本場香港を彷彿させる「純広東料理」を提供する店として、2009年に、名古屋市中区栄の白川公園前に開店しました。ランチ・タイムには、お好みの「點心」と「中国茶」を、ティー・タイムには、西洋人が憧れた中国式のティー・セレモニー（アフタヌーン・ティー）を、ディナー・タイムには、広東料理の歴史と伝統に則った正統的な料理をご堪能いただきたいとの思いで、日々研鑽を積んでおります。

　《茗圃》では、毎日、點心師が手作りの點心を仕込み、中国茶は茶藝師が茶葉を選定し、茶を淹れます。当たり前のことのようですが、これが出来る店は限られます。上質の中国茶と點心を、その起源に照らしてみても正しく提供する。《茗圃》は、真剣に「飲茶の殿堂」でありたいと願っております。

　また、《茗圃》は、広東料理の真髄を窮めた名厨師『呉 錦洪』直伝の料理を提供する「純広東料理」レストランです。厨房の責任者は、呉チーフの最期の愛弟子『会田 政博』です。会田が目指す料理は広東料理の正統を継承するものであり、志すところは、師である『呉 錦洪』が大切にしてきた、広東料理の伝統と威信を示し得る一品をお届けすることです。旬の食材を用い、その素材の特徴を最大限生かし、至福のひとときをお過ごしいただくために、広東料理の技法を駆使します。何よりも、ご来店下さったお客様に感動をお持ち帰りいただくことが、私達のいちばんの願いでございます。

　料理のこと、そして接客のこと、お気づきのことがございましたなら、是非ともご意見をお聞かせ願いたく存じます。次回のご来店の際には、より以上のご満足をいただけるよう、スタッフ一同、真摯に改善に取り組んでまいります。