栄で中華料理店を営みお客様にお伝えしたい情報をブログで発信します

「腐乳」と聞くと、台湾の屋台から３０ｍ先までただよってくる、あの強烈な匂いを想像して敬遠する方も多いと思いますが、「腐乳」には大きく分けて「青方」「紅方」「白方」の３種類があり、台湾の屋台…

「オイスターソース」（香港では「油」、日本では「牡蠣油」という）は、1888年に清国香山南水郷の「李錦掌」が発明した中国を代表する調味料で、タイ料理やベトナム料理、インドネシア料理、カンボジア…

《茗圃》のおせちは、開店して２年目から販売を開始し毎年ご好評をいただいておりますが、本年も60個限定でご用意させていただくこととなりました。当店のおせちは、防腐剤など一切使用せず、お渡しする…

広東料理に欠かせない調味料に「豆」（トウチ）があります。日本では「中国黒豆みそ」とか「中国納豆」などと呼ばれています。日本の「浜納豆」や「大徳寺納豆」などの寺納豆とよく似ており、これらは奈…

「腰果鶏丁」は東南アジアで産出するカシュウナッツと鶏肉を炒めた、比較的あっさりした上品な味付けの料理。私は、てっきり「香港」生まれの料理とばかり思っていました。中国で唯一の国際都市「香港」…

広東料理には豊富な海洋資源を活かした「海鮮料理」があります。海に囲まれた日本で広東料理が人気が高い主な理由として、海鮮料理がメニューにあることが挙げられるのはよく理解できるところですが、本…

中華の人気メニュー「酢豚」の起源は、はたしてどこなのでしょう？現在では中国全土で供されるこの料理ですが、もともと広東省においては「咾肉」（グーラオロウ）、浙江省や江蘇省では「糖醋排骨」（タ…

中華料理の前菜の定番は叉焼・クラゲ・蒸し鶏ということになりましょうが、広東料理の場合は、蒸し鶏といえば「白切鶏」。白葱と生姜のタレをかけた広東料理を代表するこの銘品は、《茗圃》の人気メニュ…

「香港」と聞くと亜熱帯性気候の蒸し暑いところというイメージが湧きますが、冬は最高気温が10度台の前半のこともあり、雨が降ると寒いくらいです。夏は夏で強烈な冷房がかかっていて室内の気温は低く、…

食欲の秋などといわれますが、10月～11月にはジビエ料理が解禁になります。中国の書物を調べると、古くから鹿や猪、野ウサギなどを食べていたことが分かりますが、ごく最近まで、日本の中華料理店におい…